
✅ 応急処置の正しい知識を持つメリット
「もしもの時、自分にできることがある」──これは、とても心強いことです。
応急処置は医療資格がなくてもできる“命をつなぐ行動”であり、知識を持つだけで大切な人を救える可能性が高まります。
✅ 救急現場でよく見る「5つの間違った応急処置」
以下は、救急救命士として現場でよく遭遇する、一般の人がやりがちな5つの“間違い”です。
❌ ① 出血したら中枢側を縛ればいい
→ ⭕ 正解:まずは直接圧迫止血
止血帯の使用は最終手段であり、使い方を間違えると血流障害や壊死のリスクがあります。まずはガーゼやタオルなどで出血部位をしっかり押さえるのが基本です。
❌ ② 鼻血にはティッシュを詰める
→ ⭕ 正解:小鼻をつまみ、前かがみで10分ほど圧迫
ティッシュを詰めると粘膜を傷つけたり、血液がのどに流れてしまう恐れもあります
❌ ③ けいれんしている人の口に何か入れる
→ ⭕ 正解:何も入れず、周囲の安全確保を最優先
「舌をかまないように」と思う方が多いですが、かえって歯や指を失うリスクも。けいれん後の回復姿勢などを整える方が重要です。
❌ ④ 切断指は氷水につける
→ ⭕ 正解:ラップに包み、ビニール袋に入れて冷やした保冷剤の上に置く
直接水につけると、細胞が破壊されて移植が難しくなることも。5℃前後の冷却が理想です。
❌ ⑤ 脳卒中の人は絶対に動かしてはいけない
→ ⭕ 正解:気道を確保し、安全な体勢をとらせることも必要
無理に動かすのはNGですが、気道がふさがれそうな姿勢は回避すべき。意識がない場合は「回復体位」が有効です。
✅ 応急処置で命を守るために覚えておきたいこと
★知識は“行動力”に変わる
★間違って覚えていることほど危険
★「迷ったら何もしない」より、「基本の対応をして救急隊に託す」が正解
📝 まとめ
応急処置は専門家だけの知識ではありません。誰でも「命をつなぐ人」になれます。正しい情報を知って、いざという時に備えておきましょう。
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