私の仕事は、障害を抱えたお子様の可能性を広げること、そして保護者様の「心のよりどころ」となること。この仕事に真摯に取り組むため、本を読んでおります。本日はその本に書いてあったことの一部ですが皆さんに紹介したいと思います。もうご存じの方もいらっしゃると思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
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はじめに
「障害のある子どもを育てる親は、“できないこと探し”に陥りやすい」
これは、多くの親御さんが抱える、共通の悩みです。
隣の子がスラスラできることが、自分の子には難しい。
学校行事に参加したとき、他の子が楽しそうにしている姿を見て胸が締めつけられる…。
その瞬間、心の中でつい思ってしまうのです。
「私の育て方が悪いのではないか」
「もっと頑張ればできるようになったのでは」
そんな風に、自分を責めてしまった経験はありませんか?😔
でも本当に大切なのは、“できないこと”ではなく、“できるようになった小さな一歩”を見逃さないこと。
今日はそのお話を、やさしく一緒に考えていきたいと思います。🌱
比べてしまう親心
人はどうしても「比べる生き物」です。
同じ年齢の子ができることと比べて、「うちの子はまだ…」と落ち込む。
これは自然な気持ちであり、誰もが通る道です。
でも比べる軸が「他の子ども」になってしまうと、いつまでも安心できません。
実際に、あるお母さんがこう話してくれました。
「運動会で、同級生がみんな走ってゴールする中で、うちの子は途中で立ち止まってしまいました。周りの保護者が“頑張れ!”と声をかける中、私は涙が止まりませんでした。“なんでできないんだろう”と責める気持ちでいっぱいになってしまったんです。」
この気持ち、とてもよくわかります。
でも同時に、その子には「その場に立って最後まで走ろうとした」という大きな一歩がありました。👏

専門家の声と親たちの体験
心理学の研究でも「子どもの成長を“昨日との比較”で見る親ほど、精神的に安定しやすい」と言われています。
つまり「他の子と比べるのではなく、昨日のわが子と比べる」こと。
また、支援団体のアンケートでは「小さな成長を一緒に喜ぶ習慣がある家庭は、親の自己肯定感が高まりやすい」という結果が出ています。
実際に多くの親御さんがこう言います。
- 「昨日はできなかったボタンが、今日は一つ止められた。それだけで嬉しくて、夫と乾杯しました😊」
- 「自分で靴下を履けただけで、大げさなくらい拍手して褒めました。子どもも誇らしそうな顔をしていました👏」
小さな成長に気づき、心から喜ぶこと。
それは、子どもだけでなく親自身の心を守る力になるのです。🌱
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日常の中の“小さな奇跡”
子どもの成長は、ある日突然大きく変わるものではありません。
むしろ、ほんの小さな進歩の積み重ねです。
たとえば…
- 昨日はスプーンを持つだけで終わったけど、今日はひと口すくえた。
- 昨日は「いやだ」と言って泣いたけど、今日は「やってみる」と言えた。
- 昨日は声が小さくて聞き取れなかったけど、今日ははっきり名前を言えた。
こうした瞬間は、外から見れば些細なことかもしれません。
でも、親にとっては「昨日との違い」であり、まぎれもなく“成長”です。👏
この小さな奇跡を積み重ねていくことが、親子の心を支えていきます。

行動提案:親ができる3つの工夫
では、どうすれば「小さな成長を喜ぶ視点」を日常に取り入れられるのでしょうか?
ここでは3つの具体的な工夫をご紹介します。
1. 「成長日記」をつける📖
1日1行でいいので「できたこと」を記録してみましょう。
「今日は自分で靴を履けた」「“ありがとう”と言えた」など。
書き続けるうちに「できることの山」が積み上がっていきます。
2. 家族で共有する👨👩👧
夫婦で「今日の成長」を話したり、きょうだいと一緒に喜んだり。
「みんなで祝う」ことで、その出来事がより大切な記憶になります。
3. 比べる軸を“昨日のわが子”にする🌱
「隣の子」ではなく「昨日の子」と比べる。
このシンプルな切り替えが、心の重さを軽くしてくれます。

おわりに
「昨日できなかったことが、今日できた」
その瞬間を見つけたとき、ぜひ全力で喜んでください。👏
それは決して小さなことではなく、子どもが前に進んでいる大切な証です。
そして、その一歩を一緒に喜ぶあなた自身の姿こそが、子どもに安心と勇気を与えます。😊
どうか「できないこと」にばかり心を奪われず、「できたこと」に光を当ててください。
その積み重ねが、親子の未来を明るく照らす力になります。🌱

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