介護されている方の悩みは、やはり「腰」ですよね。私も、救急救命士だったころは、腰との戦いでした。そんな皆さんに少しでもお役に立てばと思い、本日は「腰」にフォーカスを当てて、お話ししてみます。最後までチェックしてください。
「朝起きた瞬間、腰がピキッと痛む…」
「介護で前かがみが続いて、夜には立つのもつらい」
——そんな声を、介護の現場ではよく耳にします。
実は、介護をしている人の約7割が腰痛を経験しているとも言われています。
「仕方ない」と我慢しているうちに慢性化し、仕事や生活にも支障をきたすケースは少なくありません。

🧩 なぜ介護者は腰を痛めやすいのか?
原因は「重労働」だけではありません。
腰痛を引き起こすのは、毎日のちょっとしたクセや姿勢です。
たとえば――
- ベッドから起こすとき、自分の腰を軸にして体を引き上げている
- 相手を支えるとき、腕の力だけで支えようとしている
- 中腰で長時間立っている
これらは、無意識に腰へ大きな負担をかけています。
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🧠 データで見る「腰痛のリスク」
厚生労働省の調査によると、
介護職員の腰痛発症率はおよそ6〜7割。
そのうちの約半数は、**「正しい動作を知らなかった」**ことが原因です。
つまり、“知る”だけで防げる腰痛が多いということ。
腰痛は運命ではなく、「知識」と「意識」で大きく変えられるのです。

✅ 腰痛になりやすい人のチェックリスト
あなたはいくつ当てはまりますか?
| チェック項目 | 該当する? |
|---|---|
| 1. 介護中、前かがみになることが多い | □ |
| 2. 腰が丸まった姿勢で作業している | □ |
| 3. 相手を抱え上げるとき、脚を使っていない | □ |
| 4. 腰に違和感があっても“我慢”している | □ |
| 5. 睡眠や休息の時間が十分に取れていない | □ |
| 6. ストレッチや軽い運動の習慣がない | □ |
☑️ 3つ以上当てはまった人は要注意!
今すぐ、体の使い方を見直すタイミングです。
🏃♀️ 今日からできる腰痛予防アクション
1️⃣ 「持ち上げない介護」を意識する
福祉用具(介護ベッド、スライディングシートなど)を活用し、
自分の体を使いすぎない工夫を。
2️⃣ 脚で支える動作を習慣に
物や人を持ち上げるときは、腰ではなく脚を使う。
足を肩幅に開き、ひざを軽く曲げて重心を下げましょう。
3️⃣ 1日1回、“腰を伸ばすストレッチ”を
猫のポーズや体側伸ばしなど、3分でできる運動を習慣化。
筋肉が柔らかくなるだけで、腰の負担はぐっと減ります。
4️⃣ 痛みを我慢しない勇気を持つ
痛みは「体のサイン」。
無理せず、専門医や整形外科で早めに相談を。

🌿 最後に:自分の体を守ることは、相手を守ること
介護は「思いやりの仕事」ですが、自分を犠牲にすることではありません。
腰痛を防ぐための小さな習慣が、
あなたの毎日を、そして介護される人の安心を守ります。
今日から「自分の体も大切にする介護」を始めましょう。
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