先日、息子が買い物帰りに警察官から職務質問を受けました。
それも 1か月の間に2回。

「なんで自分ばっかり?」
息子は少し不満げにそう言います。
私も最初は同じ疑問を持ちました。
“うちの息子、そんなに挙動が怪しいのか…?”
“偶然にしては回数が多すぎないか…?”
頭の中に、いろいろな考えが巡りました。
警察官は「見られ方」で判断する
ある日、私はふと気づきました。
「あぁ…これは、完全に“見られ方”の問題だな」と。
警察官は常に 視覚情報(V:Visual) を使って判断します。
誰が何をしているか、
どんな歩き方か、
視線がどこに向いているか。
つまり、本人がどういう気持ちで歩いていようが関係ありません。
“どう見えているか”だけで判断される。
これは冷静に考えると、
ビジネスの世界でもまったく同じなのです。
「意図していない印象」で誤解される
息子はただ買い物をして帰ってきただけ。
でも、例えば…
- 夜で周囲が暗かった(V)
- 歩くスピードが少し早かった(K)
- イヤホンをしていて周囲に気づいていない(A)
そんな些細な要素が重なるだけで、
“怪しそうに見える” というラベルが貼られてしまう。
行動の中身ではなく、外側だけで判断される。
これ、企業の発信にもそのまま当てはまります。
ビジネスでも、見られ方で損している企業は多い
例えば SNS やブログで…
- 声は温かいのに文章がそっけなく見える
- 実績はあるのに紹介ページが古く見える
- 想いはあるのに発信が月1しかなく信頼されにくい
- 仕事は丁寧なのに写真が暗く見えて損している
中身はすごく良いのに、
“見た目の印象” だけで評価が下がる。
警察官に職質されるのと同じで、
相手はあなたの内面を知らない状態で判断する のです。
だからこそ、「見られ方」をデザインする必要がある
息子の件を通じて、
改めて強く感じました。
見られ方を軽視すると、誤解される。
逆に、
見られ方を整えると、不要な誤解は消える。
企業の発信でも同じです。
- 伝えたい想いを言語化する
- 写真やデザインの印象を整える
- 発信頻度を一定に保つ
- 読み手が受け取る文脈を与える
これは“取り繕う”のではなく、
誤解されないための最低限の準備 です。
息子の話から得た、小さな気づき
息子が2回も職質された理由は、
本人が悪いわけでも、挙動不審なわけでもありません。
ただその瞬間、
「そう見えた」だけ。
ビジネスもまったく同じ。
中身がどれだけ良くても
“そう見えなければ、存在しないのと同じ”。
商品もサービスも
「どう見えるか」まで含めて価値になる。
息子の出来事から、そんなシンプルだけど重要な教訓を感じました。
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